鼻毛が長い…すくすく伸びる原因って何?。誤った処理にはリスクあり!?

鼻毛が長い…すくすく伸びる原因って何?。誤った処理にはリスクあり!?

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鼻毛が長い!なぜすぐ伸びるの?

ムダ毛にしか思えない「鼻毛」ですが、実は大切な役割もあり、ただ生えているというものではありません。また鼻毛の処理を「やみくもに抜く」や「全部カットする」などしている方も多いですが、これは間違った処理方法です。さらに間違った処理方法は、時にはとんでもなく恐ろしい病気に繋がる恐れもあるのがこの「鼻毛」です。


鼻毛がすぐ長くなってしまう理由

 鼻毛の成長は「鼻毛の役割」とも大きく関係してきます。そしてこの鼻毛、大きく2つの働きがあると言われています。


  • 鼻から空気をとり入れる(呼吸をする)際にフィルターの役割を担い、気管支や肺等にウィルスやゴミ・埃の侵入を防ぐ
  • 鼻の粘膜を乾燥から守り、粘膜を保護する

  汚い空気を吸っている

なくても構わない!と思われがちな鼻毛ですが、大切な役割があるのは前述した通りです。汚い空気や乾燥した空気の中では、鼻毛はもっと活躍しないと!と頑張って成長しようとします。特に「掃除の行き届かない汚い部屋」、「道路工事や工事現場など埃や砂塵の舞っている環境」、「煙の立ち込める焼き鳥屋さん」などは鼻毛が早く伸びてしまうベストな環境と言えます。

また、鼻毛に付着した埃やゴミ・ウィルスと鼻の粘膜から分泌された粘液が固まったものが、いわゆる「鼻くそ」と呼ばれるものです。鼻毛がないとこの「鼻くそ」もできないのですが、それは「ゴミやウィルスの気管や喉への侵入を許している」のと同じこと。場合によっては風邪にかかることもあるでしょう。ちょっと話は逸れてしまいましたが、上記のような鼻毛の伸びやすい環境にはマスク対策もおススメです。汚い空気は鼻毛の成長を早めるばかりか健康にとっても良くありません。

喫煙

「煙草を吸う人は鼻毛が伸びやすい」という話を聞いたことはないですか?聞いたことはあるけれど、実際どれくらいか?などはご存知ではない方が多いでしょう。どのくらいの速度かと言えば、「煙草を吸わない人に比べて2倍も伸びる速度が早い」とも言われています。

そして次に鼻毛と喫煙の関係です。煙草を吸えば鼻で煙を出さずとも口と鼻が繋がっているので、鼻毛は煙草の煙により刺激されます。煙草の煙は当然、体に悪い有害物質ですので、本能的に鼻毛はそれをシャットアウトしようと働きます。これを繰り返すうちに鼻毛は早く・太く伸びていきます。煙草をやめた途端、鼻毛の手入れの数が体感できるほどに減った!という意見もあるほどです。

男性ホルモンの分泌が活発

 鼻毛のイメージと言えば「男性」・「中高年(おじさん)・おじいさん」ではないですか?鼻毛が出ている人って圧倒的に男性が多くないですか?

実は鼻毛の成長は男性ホルモンとも関係しています。というより、厳密にいえば「毛」の成長と男性ホルモンは密接な関係にあります。「毛」の構造の話ですが、男性ホルモンには毛母細胞(毛の元となるもの)の分裂を促進し毛の成長を早める働きがあります。反対に女性ホルモンには毛の成長を抑制する働きがあると言われているのはご存知の方も多いのではないですか。ですので一般的に男性の方が鼻毛の成長も早く太いです。

しかし、女性も歳とともに更年期を迎えるにつれ、女性ホルモンが減り男性ホルモンが増えていきます。実際には「増える」のではなく、ホルモンバランスが崩れ男性ホルモンが強くなっていきます(男性ホルモンに傾きます)。ご高齢の女性の方が歳をとってから「毛の成長が早くなったような気がする」や「毛が太くなった!」という声を時々聞くことがありますが、それは男性ホルモンの分泌が活発化しているということです。男性ホルモンと「毛」の成長はこのような関係にあり、鼻毛にも当てはまります。

加齢による毛周期の長期化

 先ほど鼻毛のイメージをあげてみましたが、おじいちゃんなど老齢の方のイメージも強いです。時々立派な眉毛の方や、耳や鼻から長い毛が出ているおじいちゃんなどを見かけることはありませんか?これと同じように鼻毛の成長は老化も原因の一つです。

鼻毛というよりもこちらも「毛」全体に言えることですが、歳をとるにつれ毛が伸びやすくなるということがあります。もう少し詳しく言うと、老化により毛周期が乱れることが原因の一つとされます。

毛周期とは、毛の生え変わるサイクルの事です。

例えば私たちの眉毛の毛周期は大体約3ヵ月と言われています。毛周期がきちんと機能していれば3ヵ月毎に毛は抜け落ち生え変わっていきます。眉毛は特に切ったりしなくても生え続きはしません。ですが歳をとるにつれこの毛周期が乱れると、毛が抜け落ちずに成長してしまうのです。

老化により抜け落ちるサイクルが機能しなくなっていくと言う訳です。これは高齢の方に多く見られる毛の老化現象です。また老化現象とホルモンバランスの乱れについてもお伝えしました。加齢・老化によりホルモンバランスや毛周期が乱れて「毛」は成長してしまいます。


長い鼻毛はカットしよう

 正しい鼻毛の処理方法

呼吸とともに体に侵入しようとする異物を、鼻毛はフィルターの役割で防いでいます!鼻に比べて口で呼吸をする場合はフィルターがない分、ウィルスなどの病原菌を体に招き入れています。このようなことからも、口呼吸に比べ鼻呼吸の方が健康に良いと言われているのですね。

ですが、鼻毛は確かに見た目に良くありません。どんなにぴしっと決めた素敵なイケメンでも鼻毛が一本ぴろーんと出ていたら台無しです。それくらいの破壊力があるので鼻毛の処理は大切です。鼻毛が太い・多いだからと言って全部処理してしまおう!なんてことは絶対に厳禁です。風邪や花粉症になりやすくなります。

正しい鼻毛の処理の仕方のポイントです。

  • 全部処理するなどは厳禁
  • 正しい方法は「切る」
  • 出ている或いは出るであろう毛だけカットする
  • 鼻毛カッターなどのアイテムを使うのも〇

1については説明済みですので、2から説明していきます。

正しい方法は「切る」

一般的な毛のお手入れと言えば、「はさみで切る」・「毛抜きで抜く」・「カミソリで剃る」の3つです。その中で鼻毛の正しい処理は「切る」だけです。「抜く」は無理やり引っ張るため毛根を傷つけてしまう恐れがあります。痛みも伴います。「剃る」はそもそも鼻の穴が狭すぎるために論外です。

「はさみで切る」ですが、はさみの歯の先が丸くなっているエチケットばさみなどを活用すれば、鼻の中を切ることなく安全に処理ができます。

出ている或いは出るであろう毛だけカットする

先ほどの理由から全て切ってしまうのではなく、処理が必要なものだけにしておきましょう。

鼻毛カッターなどのアイテムを使うのも〇

最近では持ち運びにも便利でいてそれでいてデザイン的にも可愛らしい、一見見た目には鼻毛カッターとは思えないものも発売されています。これだったら女性の化粧ポーチにも入る大きさですし、電源も電池タイプが多いので携帯にも便利です。また家電量販店やホームセンターまオンラインショップなどでも簡単に購入することができます。

色んなメーカーからも発売されているので迷うかもしれません。購入の際にはその後のお手入れやメンテナンスのしやすさ・お掃除のしやすさなどの点からも比較しましょう。清潔に使い続けることができるものを選ぶとよいでしょう。会話の際に意外に目についているのが他人の鼻毛。なかなか指摘できないところでもありエチケットともいえます。第一印象がビジネスを左右するような場もあるビジネスマンなどは尚更ではないでしょうか?

抜いたり切り過ぎはNG!4つのリスク

外出先のトイレで一本だけ飛び出した鼻毛を見つけたとしましょう。この時、多くの方がその一本を「引っこ抜く」ことでしょう。ですが、この行為、あまりオススメできないものです。鼻毛の抜きすぎ・切りすぎにはリスクがあります。最近では鼻毛脱毛なるものも出ていますが、サロンによっては施術を行わないところもあるほどです。

ところで、ここで「毛」の構造についてです。私たちの「毛」ですが、表皮から上を「毛幹」、下の部分を「毛根」と言います。そして、その毛根の先部分を「毛乳頭」と呼び、毛乳頭は毛細血管から栄養を取り込みながら成長します。この「毛」の構造から鼻毛の抜きすぎ切りすぎのリスクが見えてきます。

傷や炎症を起こす

鼻毛に限らず私たちの「毛」ですが、毛穴の奥の「毛乳頭」から生え、毛乳頭は毛細血管から栄養を取り込み成長します。そして、毛乳頭は、血管や神経とも繋がっている皮膚の一部です。毛を抜くということは皮膚から毛乳頭を引き抜くということです。当然、抜いた後の皮膚は傷ついています。ここに雑菌が入り炎症を起こすと「毛嚢炎」が起こります。見た目にはニキビのようなもので、軽症であれば抗生物質の内服や自然に治りますが、酷い場合は切開することもあります。

実は私たちの顔には死の三角形と呼ばれる危険なゾーンがあります。鼻を頂点に唇の両端を結んだ三角形部分です。この部分には脳に血液を送る血管が数多く通っています。万が一、何らかの雑菌が血液に乗って脳まで到達すると、軽度であれば「頭痛」・「発熱」、深刻なものになると「失明」や「顔面のマヒ」に繋がる恐れも。たかが鼻毛!と考えている方も多いでしょうが、場合によっては脳にダメージを与えるなど深刻な事態を引き起こしてしまう可能性もあるのです。

嗅覚が鈍ってしまう

 鼻毛の働きとして「においを嗅ぎ分ける」というものがあります。鼻の中の粘膜層に広がっている嗅毛(きゅうもう)には、においをキャッチする嗅覚受容体、センサーのようなものがあります。ここは嗅覚神経の先端にあたるのですが、においの微粒子が粘液に溶けて嗅毛を刺激すると、捉えらたにおいが電気信号となり脳の嗅覚中枢に伝わります。私たちはこのようにして「におい」を感知しています。鼻毛の抜きすぎ・切りすぎは、このセンサーを取っ払ってしまうことと同じです。においの嗅ぎ分け・嗅覚は当然、鈍ります。

くしゃみが止まらなくなる

 鼻毛を抜くとくしゃみが止まらなくなった経験はないですか?この「くしゃみが止まらない」現象ですが、次のようにして起こります。

鼻が体に空気をとり入れようとする際に、有害物質を一緒に入れないように、鼻毛は「フィルター」の役割を、鼻水は「シャワー」の役割で異物を洗い落とす働きがあります。さらに鼻の中にはベルトコンベアーのような機能も備わっており、このような異物を外へ運び出すという働きもあります。ですが、キャンパシティがあります。一度に大量に入ってきたら対応できません。いい例がスギ花粉などです。このような際には強制的に異物を排除しなければ!というのが「くしゃみ」です。一気にくしゃみの風圧で異物を外に吹き飛ばします。このように、鼻の中は実に繊細な構造で成り立っています。鼻毛を抜くと強い刺激のせいで、脳は異物が侵入したのかと勘違いしくしゃみや鼻水が出るというものです。

ドライノーズになる

ドライアイやドライマウスは聞いたことはあるでしょう。同様にドライノーズもあります。鼻毛には「鼻の粘膜を乾燥から守り、粘膜を保護する」働きがあります。鼻毛の抜きすぎ・切りすぎは、鼻の乾燥(ドライノーズ)の元です。乾燥した鼻の中では、ウィルスや花粉などの異物が入り放題の状態になります。マスクや鼻うがいで乾燥に対処することもできますが、鼻毛の働きがあることでより花粉症や風邪から守ってくれます。


鼻に関するよくある質問

1本だけ長いときはどう処理すればいいですか?

正しい処理の仕方は「穴から出ている又ははみ出そうな部分だけをはさみでカット」です。無理やり抜くのは一本と言えど、鼻の粘膜を傷つけ毛乳頭になる危険性もあります。鼻毛の処理は何れにしろ清潔な場所やはさみで行うことが大切です。鼻にはたくさん脳に通じる血管があることを覚えておきましょう。そう考えるとやはりエステの鼻毛脱毛など全部失くしてしまうことは考え物かもしれません。

鼻の中がかゆい原因は何ですか?

痒みの原因ですが、まず花粉症などのアレルギーが考えられます。また鼻毛の切りすぎ・抜きすぎ、鼻のほじりすぎなどで鼻に与える刺激・影響も考えられます。さらにその行為は鼻の粘膜を傷つけてしまうことも多いです。特に小さなお子様にみられるため「鼻のほじりすぎ」などは大人の注意が必要です。小さなお子さんは手が清潔でない場合も多いものです。またドライノーズもかゆみの原因の一つです。


安全な方法で適切に処理しよう

いかがでしたでしょうか?鼻毛に対してのイメージが変わりませんでしたか?鼻毛は「ムダ毛」ではありません!といっても、鼻毛が出ているのは何とも情けないのも事実です。他人から見た人の第一印象は約10秒で決まるとも言われています。安全な処理の仕方で鼻毛対策をしましょう。携帯用の鼻毛カッターは是非おススメのアイテムです。

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